コーチング型リーダーとは
ここでコーチングの手腕を発揮できるタイプのリーダーと、そうではないリーダーつまり部下を管理することを信条とするタイプのリーダーとの比較を行ってその違いやメリットを考えてみましょう。
まず管理型のリーダーや上司では、
●数字や結果に固執する。
●何よりも実行する能力を優先させる、または強要する。
●部下の間違いやウィークポイントをさらけ出す。
●リーダーや上司が直接ビジネスのノウハウを伝授する。
●指示してから結果が出るまでが早い。
●緊急時には即効力がある。
などと言った傾向が見られます。つまり意志通達の方向は1方向のみであり、言ってみれば自分の持ち駒としてリーダーの意のままになるような人材を育てることが重要となります。しかし良く鍛錬された軍隊が危機的状況下では有効であるのと同じ理由で、緊急時には機動力が発揮できます。
次にコーチング型リーダーや上司の場合を見てみましょう。
●あくまでも物事を早急に結論付けず、現在の進行に沿ってサポートする。
●アイデアやテクニックを押し付けることはない、アイデアは自分で導きださせる。
●努力や成果が見られた場合には評価する。
●リーダー不在の際にも自分たちで解決方法を見つけるようにさせる。
●結果が出るまでには相応の時間が必要となる。
などとなります。コーチングでは非常に個人の可能性に期待を寄せる代わりに場合によっては効果が形となるまでには長い期間を要する場合があります。つまりコーチングは必ずしも完璧なサポートと言うわけではありませんが、現在までの管理型の方法では明らかに限界があり、その部分を補う方法としてコーチングはこれからますます不可欠となって行くことでしょう。